韓米の間で、北朝鮮の先非核化ではなく『同時並行的解決』への共感広がっている 2019/6/7

北核開発

キム・ヨンチョル統一部長官は4日、「交渉において最も重要なのは、争点に対する技術的解決策だけでなく、信頼」だとしたうえで、「米国と北朝鮮が、弱体化された信頼を回復するため何をすべきかを模索しなければならない時期」だと述べた。キム長官は同日、ソウル中区(チュング)のプレスセンターで行われたソウル外信記者クラブ(SFCC)招請懇談会で、「現時点で最も重要なのは、朝米交渉ができるだけ早期に再開されること」だとし、このように強調した。 

 キム長官は非核化を含む朝鮮半島平和プロセスと関連し、韓米の間で「包括的合意と段階的履行」に向けた共通認識が深まっており、「先非核化ではなく、同時並行的解決」への共感が広がっていると明らかにした。今年2月にハノイで開かれた第2回朝米首脳会談で、事実上「先非核化」を追求した米国側の態度に、“変化”があることを示唆したのだ。 

 膠着局面から抜け出す「ワンポイント(単一議題の)南北首脳会談」と関連し、キム長官は「南北首脳会談は(昨年5月26日の板門店統一閣での会談同様)必要に応じて迅速に行われた経験があり、現在もそれを可能にする様々な条件が存在する」とし、その可能性を残した。 

 最近問題になっているアフリカ豚コレラと関連し、キム長官は「北朝鮮にマラリア予防薬を送った時と送らなかった時の国境地域のマラリア患者数に大きな差がある」とし、「包括的な防疫協力は南北いずれにとっても利益になる分野」だと強調した。さらに、「西海(黄海)で4月から操業時間が増え、漁場も広がった」とし、「紛争の海が平和の海、共同繁栄の海になりつつある」と述べた。 

 キム長官は「制裁局面で平和経済をどう達成できるか」という質問に対し、「制裁と関係なく進められる人道的分野の協力事業がある」とし、「離散家族の再会や人道支援、非武装地帯(DMZ)における遺骨共同発掘事業など、人道的分野での協力事業は少なくない」と答えた。 

http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/896643.html

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