米朝間の緊張が高まっている中、米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が15日から3日間の日程で韓国を訪問する。韓国外交部が13日、明らかにした。
韓国側のカウンターパート、李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と16日に会談するほか、青瓦台(大統領府)関係者や外交部次官などと意見交換するとみられる。
外交部当局者は李氏とビーガン氏の会談について、「最近の朝鮮半島情勢について踏み込んだ議論をする。完全な非核化と朝鮮半島の恒久的な平和定着に向け実質的な進展をもたらすための方策を協議する計画だ」と伝えた。
両氏は特に、北朝鮮が8日に北西部・東倉里の西海衛星発射場で「重大な実験」を行ったと発表したことについて、関連動向を共有するとともに北朝鮮を対話の場に戻すための方策を集中的に議論するとみられる。
ビーガン氏については訪韓中に南北軍事境界線がある板門店などで北朝鮮側と接触する可能性が取り沙汰されているが、最近の強硬な北朝鮮の態度を踏まえると実現する公算は大きくない。
ただ外交消息筋は「ビーガン氏はいつ、どこでも北側が対話に応じるなら駆けつける考え」と話しており、可能性はゼロではない。
同氏は訪韓後、日本を訪問し外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長らと会談する予定とされる。
米国と北朝鮮が今月中に板門店(パンムンジョム)で北朝鮮の非核化をめぐる実務協議を開く方向で最終調整をしていると、朝日新聞が14日報じた。複数の関係者を引用したソウル発の報道でだ。
朝日新聞は「米国側からは(15日から)韓国訪問が予定されている国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表が出るとみられる」と予想した。同紙は「金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は一方的に今年末を交渉期限に決め、米国の譲歩がなければ『クリスマスプレゼント』を送ると主張している」とし「協議が不発に終わる場合、飛行距離が長いミサイルを発射して緊張をより一層高めるおそれがある」という見方を示した。
同紙は北朝鮮事情に詳しい関係者を引用し、「米朝双方は数日前にニューヨークなどで接触したが、妥協点を見いだせなかった」と報じた。また「北朝鮮側は板門店を最後の談判の場とみて、合意に至らなければ(中距離以上の)弾道ミサイルを発射するという姿勢」という関係者の発言を伝えた。北朝鮮は今月下旬に労働党中央委員会総会を開いて「重大問題」を決めると予告している。
https://japanese.joins.com/JArticle/260521
朝日ソース
https://www.asahi.com/articles/DA3S14294017.html?iref=pc_ss_date
管理人コメント
聯合が13日配信、朝日が14日配信なので1日のラグはあるが
どっちがあたるかな
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