韓国の「整形手術用麻酔」が日本上陸 2019/6/15

整形ミスコン

医者も「施術より転売したほうがおいしい」

美容整形大国といわれる韓国には、それ目当てでの渡航者も多い。

“美”で売っているわけではない芸人の岡村隆史までも「韓国旅行で済ませてきた」と公言するほどだが、高須クリニックの高須克弥院長は以前、雑誌のインタビューで「玉石混交で怪しげな医者も多く、健全とは言えない」とも言っていた。実際、中にはまぶたを二重にする程度のつもりで来た客に、大規模な手術のセールスをして「まるで別人」の顔面大改造になってしまったトラブル例もある。

実は、「その手術の際に使う麻酔薬をドラッグとして転売する連中もいて、これが最近、日本にかなり入ってきている」という話がある。薬物犯罪に詳しい筋によると、整形外科に薬物を仕入れに行く日本人が増えているのだという。

「医療用大麻の使用が議論になっているのと同じで、医薬品と麻薬は表裏一体。医療用なら許可されるモルヒネも、悪用すれば麻薬になるわけですが、一部のクリニックが巧妙な手口で麻薬成分のある薬を転売しているんですよ」(事情通)

韓国ではタレント99%が何らかの整形をしているというデータがあり、10代女性330人への調査で約9割が経験済みだとの回答が出たこともある。

「大規模な手術では、顔面を切り開いて骨を削ったり、骨を一部切り取って鼻の先に移植したりするので、かなり強い麻酔を必要とするんですよ。当然、術後に痛みが出るものにもモルヒネの誘導体でもある痛み止めを処方しますから、大量に転売して麻薬同然の扱いにしている連中がいるんです。韓国の薬事法は日本以上に厳しいところもあるんですが、クリニック側も大量に薬物を売るのは施術より楽に儲けになりますし、なにより急激に広がった美容整形の医院を当局が監視しきれていないのが実情です」

実際に韓国では以前、睡眠麻酔剤のプロポフォールを常習的に摂取していた複数の女優らが揃って有罪になったこともある。13年、ドラマ『会いたい』などで知られるチャンミ・イネがプロポフォールの依存症となって乱用、違法投与の罪で執行猶予付きの判決を受けた。「それだって当時、プロポフォールは副作用の危険性から管理が厳格化されたばかりだったのに、です。韓国では金を積めば何でも手に入るところが昔から変わっていません」

日本は巨大なマーケット

プロポフォールは、世界的スターだったマイケル・ジャクソンの中毒死で広く知れ渡ったものだ。本来は全身麻酔用の薬品だが即効性があり、効果が切れた後の不快感が少ないことや、いくらかの多幸感が続くといわれることからマイケルが医師から大量に入手、乱用した末に死亡したと言われている。

「だがプロポフォールの管理の厳格化しても、いくらでも他に麻薬化できる薬はあります。脳波を激しく変化させる種のモノや鎮痛薬、流出ルートさえあればというだけですね」

皮肉にも韓国では規制が強まれば強まるほど、利益を減らす製薬会社や薬局が新たな消費地をウラで確保する動きも出てくるのだという。

「まるで風俗の取り締まりみたいですよ。厳しくすればするほど地下に潜る商売が盛んになる、みたいな」

そこで上客となっているのが近年、コリアンマフィアが麻薬の販売先として大きな利益を上げている日本なのだという。

「当然、正規の輸出ルートに乗せるわけにはいかないので、旅行者を装って頻繁に往復して個人使用分として持ちこみ続けるケースが多く、これだと税関の麻薬取締としてはなかなか摘発が難しい」と事情通。

以前、トヨタ役員が輸入しようとして逮捕されたオピオイド系鎮痛剤も、韓国ルートが有名だという。医療麻薬を不法投薬した病院が40カ所以上も摘発されたことがあり、これらは裏ルート用の薬物を保管しきれなくなったものだという見方もあった。

アメリカでは15~24歳の死亡うち12%が医療用麻薬に関連したオーバードーズによるもので、「麻薬は売人より薬局から手に入る」とまで言われるほど。日本も美容整形を隠れ蓑にした医療麻薬の汚染が広がれば、明日は我が身。韓国の闇ビジネスが日本を蝕む傷口となってしまうのだろうか。(藤堂香貴/NEWSIDER)

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