ハンガリー警察が「驚いた」と言う韓国の指紋鑑識技術 2019/6/11

指紋

ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川で発生した遊覧船沈没事故の収拾現場で韓国の指紋鑑識技術が多いに役立っているとロイター通信などが報道した。歯科記録から身元を確認するハンガリー警察は韓国の指紋鑑識技術に驚いたという反応だ。  

  韓国警察庁身元鑑識チームは先月31日にブダペストに急派された。大型災害現場で専門的な身元鑑識を担当する身元鑑識チームは遺体から採取した指紋と警察が保有する指紋情報と対照する方式で身元を確認している。満17歳以上の韓国国民の場合は住民登録証を作る過程で指紋情報を登録するため指紋を採取すれば2時間以内に身元確認が可能だ。  

  ただ今回の事故の場合、収容された遺体はまずハンガリー法医学研究所に送られ鑑識した後に指紋採取が行われている。このため身元確認に普段より時間がかかっているというのが対応チームの説明だ。  

  両国合同鑑識班は3日から9日まで13体の遺体を収容した。このうちハンガリー人船員1人を除き、すべて韓国人搭乗客であることが明らかになった。ハンガリー側は歯科記録を利用し、韓国は指紋を利用して死亡者の身元を確認した。  

  ハンガリー警察庁関係者は記者らとのインタビューで「ハンガリーは今回の事故のような場合、指紋採取にだけで7~8日かかる。韓国警察はわれわれが思ったよりはるかに簡単に指紋を採取することに驚いた」と話した。  

  韓国捜査チームの指紋鑑識技術の優秀性は2004年12月にタイで発生した津波事故現場ですでに知られている。当時韓国は100度の熱湯に指紋を漬けて瞬間的に膨張させた後で採取する「高温湿熱処理法」を使って他の国より早く死亡者の身元を確認するのに成功した。このため米連邦捜査局(FBI)も韓国の指紋鑑識技術に関心を持ち技術を学んだりした。  

  ただし問題は時間が過ぎるほど指紋採取が難しくなる点だ。ハンガリー事故対応チームは事故発生から10日が過ぎた上に天候も暑くなり水温が上がるという点を懸念している。  

  対応チームに所属する警察庁のイム・ビョンホ外事捜査課長は「事故当日に収容された遺体は(指紋が)鮮明な状態だった。摂氏25度未満では3カ月まで指紋採取が可能だが、水温が上がり指紋採取が可能な期間が短くなっている」と話した。  

  続けて「今後1~2週間は問題なさそうだが、水温が上がれば急速に採取が難しくなる。いまのところ大丈夫だが今後見つかる行方不明者の指紋採取はもう少し難しくなりそうだ」と述べた。  

  対応チームは指紋採取が難しくなればDNAを採取して身元を確認する予定だ。イム課長は指紋を通じた身元鑑識が不如意であれば「直系家族のDNAを採取し(行方不明者のDNAと)比較する予定」と説明した。  

  現在船体引き上げ準備に向けた水中捜索は中断した状態だ。だが韓国とハンガリーはヘリコプターと船舶などを利用した水上捜索を通じて速やかに行方不明者を見つける方針だ。 

https://japanese.joins.com/article/308/254308.html?servcode=400
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]2019年06月11日 11時04分

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